2013年5月8日水曜日

不満です。

ほんの一昔前前に較べたら、個人が得られる情報の量は怖ろしいほど増えました。

でも、不満です。

どこかで何かが起きたとか、どんな商品が売り出され、どんな新しいサービスが始まるとか、そういった種類の情報は不満どころか多過ぎるくらいです。

問題は、考えて自分の意見を持たなくてはいけないような情報、例えば政府や行政がやろうとしている事、自分の所属する社会に関わる問題、それらの判断材料になるような情報が少なくて、それで不満なんです。

もちろん、そんなシチ面倒な事を考えなくても、仕事して酒飲んで眠れば明日は来ます。たぶん明後日も来るでしょう。でも、半年後とか数年後となると怪しくなります。いい加減な政治が経済を破壊するのは、つい最近まであった現実です。それは、そのまま雇用や収入に直結します。社会の問題だって、放置しておけば自分が被害者になることだって充分にあり得ます。

つまり、それらは自分にとって大いに大事な話です。そうした話に一切参加せず、誰がどのように決めたかも分からないまま、自分の身を委ねるのはイヤです。



ところが、イザ真面目に考えようとすると、先にも書いたように、判断材料になる情報がほとんど無いのです。ずっと以前は、テレビや新聞・書籍などで専門家とか有識者の言葉を分かりやすく整理し、判断材料として提供してくれるのがジャーナリズムというものだと思っていました。

ところが実際は大違いです。今では、マスコミに対する非難や侮蔑を目にしない日はありません。それも当然かなと思います。

一方で、ネット時代の新しいメディアを作ろうとする試みも沢山されています。でも、それさえ過去のメディアと同じ匂いに満ちていると思いました。そんな中で、アメリカで大成功したという「ハフィントンポスト」が日本でもサイトオープンしました。

で、期待して、すぐにアクセスしたのですが…。デザインが綺麗でも、SNSを取り入れていても、根本的なところで旧態依然という印象で、始まったばかりなのに期待はしぼんでしまいました。




それで考えてみました。ついでに、このブログを開設しました。

自分は、これらのメディアの何が不満なんだろう?

なぜ、どれもこれも同じような匂いのするメディアになってしまうのだろう。

ハフィントンポスト」の記事など引用しながら、そんな事をこのブログに書いていきます。











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